入札参加資格で「無格付」になってしまうと、入札に参加できなくなるため影響を受けてしまいます。
入札参加資格の無格付とは
入札参加資格の無格付とは、等級によるランク付けをしない状態になっていることです。
入札参加資格は、自治体や官公庁の公共入札へ参加するために必要な資格です。
発注側である各自治体や官公庁が定める、入札へ参加できる事業者の参加要件や条件です。
入札参加資格の等級区分は、営業種目ごとに発注標準金額に応じたA、B、Cの3つの区分になっています。
客観的審査事項による等級と主観的審査事項による等級を算出して、いずれか下位のものを申請営業種目における等級としています。
申請営業種目の審査対象事業年度の売上高がない場合は、無格付となります。
無格付でも競争入札参加有資格者名簿には、登録されますが、当該営業種目に対する販売能力等が判断できないために、東京都などは積極的に入札参加指名を行うことはありません。
無格付になる原因
無格付になる主な原因は次の3つです。
・過去の実績がない
・申請書類に不備がある
・財務状況が悪化している
過去の実績
過去の実績がないです。入札参加資格審査では、過去の実績に基づいて技術力や財務力などを評価します。過去に該当する業種の工事の実績がない場合には、無格付になる可能性があります。
申請書類の不備
申請書類に虚偽記載があったり、必要書類が不足していたりすると、無格付になる可能性があります。
財務状況
財務状況が悪化している場合です。
負債が資本金を超えているなど、財務状況が悪化していると、無格付になる可能性があります。
無格付になった場合の対策
無格付になった場合、次の対策をすることで、次回の入札参加資格審査で合格できる可能性を高めることができます。
・過去の実績をつくる
・申請書類を完璧に作成する
・財務状況を改善する
過去の実績
1過去の実績を積むことで改善できます。
下請けとしてでも構わないので、該当する業種の工事の実績をあげることが重要です。
書類の作成
申請書類をていねいに作成することです。申請書類は、虚偽記載がないかどうか、必要書類が全部そろっているかをしっかりと確認します。
財務状況
財務状況を改善します。負債を減らすなどして、財務状況を改善します。
その他
無格付になった場合は、管轄の行政機関から改善指導を受けることもあります。指導内容に従って改善を進めることが重要です。
入札参加資格審査に関する行政書士などの専門家やコンサルタントに相談するのもよいでしょう。







