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「行政書士+建設業」SEO対策ドキュメンタリー(SEO対策したいなら同じことすればほぼほぼ大丈夫)

本サイトを「行政書士 + (建設業関連のキーワード)」で上位表示させたい!と思ったのでSEO対策の内容を連載していきます。

SEO対策業者に依頼して同じことをするのであれば、最低でも数十万円の着手金と数万円の月額報酬が発生しますので、個人でSEO対策できるように情報共有していきます。

このページで得られる知識
  • 書籍に書きにくいことも書きます
  • 「SEO対策」について出来るだけ簡単な言葉で深くまで
  • 「検索エンジン」の仕組みについて
  • 検索にかかわる「グーグルのツール」について
  • 検索のために最低限の必要な「ワードプレスの設定」

過去にSEO対策ドキュメンタリー「100日後に「行政書士 集客」で上位獲得するサイト(SEO実演ドキュメンタリー 随時更新)」を連載していました。今回は第2弾です。

はじめに

私は18年間ほぼ毎日ウェブサイトを作成しSEO対策しマーケティングしてます。ウェブサイトを検索にヒットさせるために行っていることを共有していきます。

ウェブサイトのリリース時点でⒶとⒷは満たされていたほうがいいです。リリース後、当分の間はⒸを行っていくことになります。ウェブサイトの成長が認められたらⒹを行っていきます。

コンテンツの量とは、そのカテゴリについて網羅されているかどうかです。本サイトの場合、建設業のことについて一通り記事化されているかどうかです。

  • 500文字以下である場合、記事として認められにくいようです。
  • 2,000文字よりも4,000文字のほうがアクセスされやすいですが、2倍にはならないことが多いようです。
  • 通説では、2,000文字の記事を100記事リリースするとスタートラインに立てるといわれます。

コンテンツの質とは、一生懸命に書いた記事、誤字脱字が無い記事、読みやすい記事ではありません。質が高い記事とは、まだグーグルに登録されていない記事です。

グーグルは、検索結果に似たような記事を表示することをしないようにしています。それはユーザーの利便性を追求したものです。

ライターさんやAIライターは、すでにある記事を参考にして記事を作成していきます。このことから、質の低い記事が出来上がりやすい傾向にあります。

ご自身の知識と経験による記事は、グーグルに登録されていない記事となることが多く質の高いものとなります。

2023/11/09(0日目)

建設業のオウンドメディアをリリースしました

私が販売していた建設業の完成済サイトが売れなかったため、それをリニューアルしてオウンドメディア化しました。通常は、新築のサイトよりも中古のサイトのほうが価値があります。

ドメインは、過去に取得したサブドメインである「kensetsu.gsss.pro」を利用します。ドメインの維持費は年間3,000円ぐらいです。(ドメインは1年目は100円ぐらい。更新は高くなります。)

ドメイン年齢はリリースの時点で4年9カ月です。ホームページを公開しグーグルにはじめて検出された日からカウントされます。ドメイン年齢は長いほうが有利とされています。

サーバーは、ヘテムルというサービスです。サーバー代月額1,500円とバックアップ機能月額700円です。バックアップは7世代取得しておりトラブル発生時には任意の地点に戻せます。

CMSは、ワードプレス(無料)にコクーン(無料)を搭載したものです。コクーンはデフォルトでSEO対策が施されています。インストール後、プラグインを追加で入れる手間が省けます。なお、プラグインは少ないほうがウェブサイトの表示速度が速いとされてます。

ウェブサイトの維持費は全部でこれだけです。他に、運営費として画像ソフト費用(無料)、AIライター費用(有料)、ライターへの外注費、プログラマーへの外注費が発生する予定です。

2023/11/26(17日目)

記事数50到達

40記事をライターさんに依頼して記事作成し、10記事をライターの記事から派生したキーワードをAIライターで記事作成しました。

ライターさんにウェブサイトを更新してもらう上で大事なことは、ご自身とライターさんとの相性です。人気がある、よく購入されているなどは関係ありません。そのため、たくさんの人に合う必要があります。

ライターさんと出会う方法は、クラウドソーシングを利用する方法があります。たとえば、テレビコマーシャルでやってる「得意を売り買いココナラ」が有名です。

クラウドソーシングには、①売主が商品を設定して購入するタイプと、②買主が仕事内容を提示して見積もりを受けるタイプとあります。

①の場合はライターさんをご自身が選ぶわけですが、1回のお問い合わせにつき1名のライターさんとしか出会うことができません。

②の場合は仕事内容を提示すれば複数の人に出会うことができます。お見積りを受けるので相手の仕事に対する姿勢も計ることができます。

その理由から、②のタイプである「クラウドワークス」をおすすめしています。クラウドワークスは、クラウドソーシングシェア第1位のサービスです。他を選ぶ理由はありません。

検索結果に表示されました

作成した記事が検索結果に表示されるためには、グーグルがサイトがあるということに気が付かれ(検出)、グーグルがサイトを見に来て(クロール)、グーグルがサイトを登録し(インデックス)、グーグルの評価により順位が定められなければなりません。

どうしたら、検出されやすいか、クロールされやすいか、インデックスされやすいか、上位獲得しやすいか。これを意図的に行うことがSEO対策となります。

検出(気が付かれる)されるためには、XMLでサイトマップ送信するか、グーグルコンソールでクロール申請するか、外部サイトからリンクをされるかです。何もしなくてもいつかは見つけてもらえます。

クロール(見られる)されるためには、検出されなければなりません。クロールはグーグルの裁量で行われます。良いサイトと認められている場合は、クロール頻度が高くなります。

インデックス(登録される)されるためには、クロールされなければなりません。他のサイト含めすでに登録されていない良質なコンテンツの場合はインデックスされやすくなります。

上位表示されやすいページは、検索キーワードとの合致度が高い場合で、良いサイトに掲載されている良質なコンテンツと認められたページが上位表示されます。ページの評価は様々な方法がとられていますが、自らが関与しやすいものは良質なコンテンツを作成することです。

検索エンジンのシェアは、グーグルが90%を占めています。グーグルの条件を満たさないと検索結果には表示されません。ヤフーはグーグルの検索エンジンの結果を借りているのでグーグルで評価されればヤフーでも評価されます。

2023/12/03(24日目)

キーワード「建設業許可 取消」検索ヒット!

目的である「建設業許可 申請」などのキーワードで上位獲得のためには、「建設業許可 取消」などの派生したキーワードでも評価されていくと有利に働きます。

オウンドメディアは大量に記事を作成するので、自らが狙っていないキーワードであっても評価され上位獲得できたりするメリットがあります。

「建設業許可 取消」というキーワードが収益性があるのであれば伸ばしていくのですが、取り消しされる業者が多いわけではないため、今回は検索にヒットしたことだけで良しとしました。

2023/12/17(38日目)

記事数100到達

ライターさんから100記事は納品はされました。編集して年内には100記事アップ目指します!

グーグルコンソール→検索パフォーマンスの確認

アクセスは順調にアップしています。これはグーグルコンソール(無料)というツールのキャプチャです。主に検索結果からのアクセスを計測するものです。

一方、グーグルアナリティクス(無料)というツールもありますが、それは検索からだけではなくお気に入り・リンク・SNSなど全てのアクセス数を計測できます。

合計表示回数(インプレッションとも呼ばれます)は、検索結果に表示された回数です。検索の上位獲得が出来ると増加します。

合計クリック数は、検索結果に表示された後のクリック数です。増加すると検索結果から新しいユーザーを獲得できたことになります。

平均CTRは、検索結果に表示された後のクリックされた確率です。クリックされやすくするためには、タイトルを具体的で魅力的なものにすることです。(タイトルは28文字がいいとされています)

検索結果からの訪問者を多くするためには、2つの方法があり、①検索順位のアップをする方法と、②平均CTRをアップをする方法です。

平均掲載順位は、個別のページや個別のキーワードを評価する場合に使うためのものであり、全体のページを確認するには使い勝手のよいものではありません。

内部SEO対策の見直し

内部SEO対策とは、ワードプレスを利用し設定するだけで対策できている部分も多く、これらを行っていないウェブサイトよりも有利になります。

内部SEO対策は、費用もかからないものばかりなのでやらない理由はありません。

ワードプレスいれるだけで解決しているもの
  • HTMLが正確かどうか
  • モバイル対応されているかどうか(レスポンシブ化ともいいます)
  • URLを正規化させる
  • 目次を設置
  • robots.txtを設置
ワードプレスいれて設定すれば解決するもの
  • 内部リンクを最適化させる(カテゴリを作成・パンくず設置)
  • XMLサイトマップが送信されているかどうか(プラグイン)
  • 構造化データをマークアップ(プラグイン)
記事作成のときに気を付けるもの
  • 画像を表示させファイル名も設定
  • タイトル、見出し、本文にキーワードを含める
サーバーによるもの
  • httpsでアクセスできるか(SSL接続といいます)※無料もある
  • ウェブサイトが重くないか(マネージドサーバーが最高ですが高い)

2023/12/19(40日目)

グーグルコンソール→ページ→インデックス登録の確認

AIによりライティングが行われ大量にページが作成されることからページがインデックス(登録される)される難易度が高くなってきたようです。

ページがインデックスに登録されなかったとしてもその理由によって、状況判断が変わります。代表的な理由をピックアップしてお伝えいます。

noindex タグによって除外されました

ワードプレスを導入していると管理画面などの検索にヒットしてもらいたくないページには自動的にnoindex タグというものが付与されます。意図された設定なので問題ない理由です。

見つかりませんでした(404)

ページに一定の名前を付けてURLが設定され、検出もしくはクロールされた後に、URLが変更された場合に、存在しないページをクロールしにいってしまったときの理由です。意図されたものであれば問題ありません。

検出 – インデックス未登録

ページは検出されているが、クロールされていない状態を指します。サイトの評価が低い場合にはインデックス数が増えない傾向にあります。現在インデックスされているページを編集し有益なページに変更することによって改善されていきます。

クロール済み – インデックス未登録

クロールされているが、インデックスされていない状態を指します。ページのコンテンツの価値が低いとされた場合にはインデックスされません。問題のあるページですので、編集するもしくは削除したほうがいいです。

「クロール済み – インデックス未登録」があった!

インデックス登録が17件に対し、インデックス未登録が15件でした。インデックス率が悪い!動きのあったページの内訳は以下のようになります。

インデックス登録クロール済
インデックス未登録
ライターさん作成記事10ページ4ページ
AIが作成した記事5ページ2ページ
白紙のカテゴリページ1ページ3ページ

対応内容としては、ライターさん作成記事のインデックス未登録については、記事の内容を追加しつつ編集をしてもらいます。

AIが作成した記事のインデックス未登録については、記事を削除しました。白紙のカテゴリページについては、まずはnoindex タグをつけておきました。

これから検出が増えていく上で「クロール済み – インデックス未登録」がこのペース増えるかと思うと課題が山積みです。

2024/1/4(56日目)

「クロール済み – インデックス未登録」を減らすことができた

インデックス未登録については、記事の内容を追加しつつ編集をしてもらい「クロール済み – インデックス未登録」を減少させることができました。

グーグルに既にインデックスされている記事(他のウェブサイトを含めたもの)と似ている記事はインデックスしない(もしくは、検索にヒットしにくい)ようになっています。

これはグーグルが検索結果に同じ内容ばかりを重複して表示させることを良しとしない考えに基づくものです。

そのため「クロール済み – インデックス未登録」と認められてしまったページは、「グーグルに既にインデックスされている記事」よりも話題数を多くしたり、切り口を変えたりすることによってインデックスされていきます。

①記事の量の増加

一定の記事の量が無ければ検索にヒットしにくいので、ウェブサイトリリース後は、2000文字の100記事の作成を急ぎます。

②定期的に記事を更新する

ウェブサイトが更新され運営されていないと徐々に検索順位は落ちていきます。1週間~1カ月に1記事程度は更新することによって検索順位が下がりにくくなります。

③検索にヒットしている記事を編集する

インデックスに登録され検索にヒットしている記事はとても大事なページです。その記事を編集することで検索順位が上がりやすくなります。

ただし、編集は順位が下がってしまう可能性もあります。できるだけ現在ある文章は残しつつ文章を追記することで下がる危険性は少なくなります。

④インデックスに登録されていない記事を編集する

インデックスに登録されていない記事がインデックスされることを狙い記事を編集します。主に優先して「クロール済み – インデックス未登録」の編集を行います。

ただし、編集を行ってもいつまでも「クロール済み – インデックス未登録」から抜け出せない場合は注意が必要です。

「クロール済み – インデックス未登録」である記事は、グーグルに認められていない記事です。その結果、インデックス率を下げてしまっていることになります。

削除するか、もしくは、他の記事と併せて1記事にして削除することも重要な作業です。

2024/1/21(73日目)

コンテンツSEO対策に割けるリソースは限られているため、ライターさんに記事を書いてもらった中で、グーグルから評価された記事についてのみ加筆していく方法で記事の質と量を増加させる作戦でコンテンツSEO対策をしていきます。

記事をリリースし、「ファクタリング」というキーワードで検索にヒットするようになってきました。

「ファクタリング」を検索するような建設業の方は、すでに建設業を経営し、まだ事業規模が大きくなっていない状態だと想定します。行政書士の見込み客になりえるキーワードです。ぜひ上位獲得したいものです。

「建設業 ファクタリング」では100位にも入っていませんでしたが、まずは50位以内を目指し、500文字だった記事を4500文字に編集しアップしました。1カ月程度で順位変化が見られるはずです。楽しみです。

2024/2/23(106日目)

「建設業 ファクタリング」で50位を獲得。しかし、ニッチなキーワードで50位だとほぼアクセスされません。せめて10位以内、マネタイズするなら3位以内。長い道のりです。

リリースして順調にアクセスは伸びているものの、また収益化できるようなアクセスではありません。リリースしてから3カ月。片手間で運営しているとはいえ、ウェブ経験18年の人でこの結果なので、行政書士開業後にウェブ集客のみに頼ることは危険です。

一方、以下は「農地 購入」で平均4位のサイト「どうする農地*ウリカイさん」の1つのページです。

「農地 購入」という検索キーワードは、購入に近いキーワードを検索している人なので、マネタイズしやすいものになります。

たとえば、行政書士であれば、このページで農地転用の案内をします。私であれば、行政書士の業務は行っていないので、不動産屋との業務提携を企画します。こういうページが作れるとウェブ集客が近いです。

MaxMind によって作成された GeoLite2 データが含まれています。